2010年12月17日金曜日

Docomoスマートフォン LINX 3D SH-03Cを使ってみた「雑感&レビュー」

11月に「SmartQ V7」を購入し、暫くAndroidOSに触れてみて来年の春くらいにAndroid携帯を手に入れようかと思っていた。
ところが当初思ったよりAndroidOSの出来も良く、SH-03Cの発売前日にたまたま実機を触る機会があり、在庫もあるとの事で思わずその場で購入を決意したしだいです。

約二週間ほど使用して見ましたが、まあ概ね満足しています。
そこで取り敢えず雑感を少々・・・

まず最初に

どうしても我慢ならない点
  • 電池の持ちが悪い
    WiFi、3G、GPS等全てOffでも一日持てばよい方ですね、夜に充電しておかないと翌日は一日持ちません。せめて普通に通話だけだったら最低3日間位は持ってもらわないと。
    3G+GPSをOnにすると半日くらいしか持ちません。ましてやワンセグをOnした時は。
    そこで、換えの電池を追加で購入、予備としてバックに入れてあります、充電用USB変換ケーブルも必需品です。これも予備を購入済み。
    バージン電池を使う場合は特に注意しないと減りが早いです(半日持たない)
    3-4回充電を繰り返すと、寿命が延びるみたいです、というか正常になる?
    この点は、来年夏以降の機種位で改善されるかな・・・
もう少し改善して欲しい点
  • タッチパネルの感度・調整
    SmartQ V7と比べれば雲泥の差でSH-03Cが良いのですが、どうしても引っ掛かりが出てしまう場合があります。iPhoneと比べると・・・まだまだ涙
    速度面は違和感ありません。
  • カメラ機能
    どうも好きになれない、暗いところでは全くダメダメ!
    明るいところでは飛びまくり
    もしかしたらデジタルカメラの代換えになるかと思いましたが無理ですね。
  • ストラップの位置
    上下2ヵ所に設置してもらいたい。どちらでも良いように・・・
  • 電源ボタンの位置
    私の場合、主に左手で操作しますが、やはり電源は左側面上部に欲しいところ。
    使い込んでいく内に段々と慣れてきています。(H22/12/23追記)
  • 購入時にインストールされているアプリを削除出来るようにしてもらいたい。
    殆んどストアーでインストールできるアプリばかりで、私にとっては使わないものが殆んどです。
    もし、メーカー独自のアプリであれば、サイトで再インストール出来るようにしておけば良いのではないか。
いいかも
  • 名刺リーダー
    プレインストールアプリの中で、名刺リーダーがありますがこのソフトには感激しました。素晴らしいアプリです。名刺管理が簡単に出来ます。
  • Videoカメラ
    カメラはダメダメですが、ビデオに関しては私にとって非常に満足
    暗いところでカメラではぶれぶれでもビデオで撮れば非常に上手く撮れます。
  • 背面の形状 H22/12/23追記
    最初にSH-03Cを見た時は、あまり気に入らなかったのですが、使い込んでいく内に段々と慣れてきて、今では手にシックリ馴染んでいます。大変持ちやすい
チョット気になった点
  • 静電気に注意!?
    ある朝、携帯を手に取り、目的のアイコンをクリックしようとしても別のところが反応したりして約2時間くらい操作不能の状態に陥りました。
    その日は、部屋の中が非常に乾燥しており静電気が凄かったと思います。手を濡らしたり、再起動したりしましたが、良くなりませんでした。
    まあ、こんな事もあるさと思い、朝食を摂り、朝風呂に入り時間をおいて2時間後に操作したら何も問題なし。
    その後は全くこの様な症状は現れていません。あれは夢だったのか??
さて、現在は、アプリを色々入れ替え環境を構築しています。
基本的には、SmartQ V7で使っているアプリをインストールしましたが、

その他に

携帯として便利に使うため
  • 圏外着信お知らせ 
    そのまんま
  • 留守電ウィジット 
    そのまんま
  • g電話帳Pro 有料 
    現在のところベストと思われる?
  • コールWPro 有料 
    電話先をウィジットとして登録できます。1クリック、2クリック呼び出しが出来る。
    電話帳に登録されているデータがそのまんま一覧表示され検索や絞込みが出来ないので登録時に苦労しました。
また、
操作性を良くするアプリとして
  • Smart Taskbar
    全ての画面(電話中でも)で、プログラムを起動できるようになる。
    私の場合、左手で携帯を操作するため、画面左中央に呼び出しアイコンを設定しています。
    予め登録してあるアプリ(私の場合はaNdClip、Keeper、VoiceRecorder、g電話帳Pro、RealCalc)を簡単に呼び出せます。
  • HelloStatus
    ステータスバーをワンクリックで呼び出す
  • Toggle Settings Pro
    3G、WiFi、Blutooth、Ring等設定アプリ
  • aNdClip
    クリップボード履歴、定型文、アドレス帳、ブックマーク等の呼び出し
  • ADWLauncher EX 1/2追加
    ランチャーソフト
    Defaultのランチャーでも十分満足していましたが、このADWの評判が良さそうだったので試しに入れてみたら、すっかり嵌りました。
    大抵のランチャーを試しましたが、速度、カスタマイズ共に最強でしょう!
    このランチャーなら上のHelloStatusは必要ありません。
    現在、アイコン5段×4列、MacOS Themeを採用、大変クールです。
その他
  • App Lock
    ソフト毎にロックを掛けます。
  • No Lock
  • TeamViewer
    PCリモートコントロールソフト、ヤット出ました!!
    操作性、速度共に申し分ない出来です。
skypeも無事使えてます(3G、WiFi共に)。固定電話への有料接続が非常に安いので試しにクレジットを購入してみましたが、簡単に繋がりました。
しかし、電話先で固定電話は非常に少なくなりました。会社の事務所などは殆んど光に変わっていますし、通話する相手の殆んどが携帯です。・・・現在はあまり意味なし。
身内か知り合いが海外に行った時しか使いようがない。

今では、かなり手に馴染んできました。
数あるソフトの中から取捨選択し、自分好みの携帯端末を作り上げるのはなかなか面白いものです。

しかし、良く考えてみれば、メーカーとして他社との差別化を図るのは非常に難しくなってきていますね。
マシンとしての基本性能をどれだけ詰める事ができるのか、
オリジナルソフトを如何に開発するか、

下手な自己満足的な付加価値は当然見向きもされなくなるでしょう。

3Dなどその典型かも、まだ防水の方が良かった。

そんなことを考えていると、本当に欲しいと思わせるAndroidスマートフォンの登場はまだまだ先か?

最後に
こんなAndroidスマートフォンが欲しい
  • 重量を軽く、110g以下
  • 幅をもう少し狭く、5mmほど
  • 厚さを薄く、3Dは必要なし。その分薄い方が良い感じ
  • テザリング機能
先日、海外で発表された機種はチョット気になります。
ボディーラインがセクシーなやつです。

    2010年12月15日水曜日

    Andriod SDK インストール時の adb起動エラーについて

    SmartQ V7を購入し環境がほぼ整ったので 他の多くのサイトを参考に Andriod SDK のインストールを試みた。

    しかし、下記のエラーが出てadbが起動出来ない。

    Failed to get the adb version: Cannot run program "adb":・・・・・
    環境変数も間違いなく設定したが adb が起動してこない。ddms は起動しているので
    「c:\android-sdk-windows\tools」は読みに行っているようだ。

    ddms自体は、batファイルらしいのでファイルの中身を覗くと、adb.exe を読み込むようになっている。
    しかし、インストール直下のディレクトリーに adb.exe は存在していない。エラーが出てあたりまえだ!!

    他のサイトのSDKインストールの情報をかいつまんでまとめてみると
    1. JDK(Java SE Development Kit)のインストール
    2. Android SDKのダウンロード
    3. Android SDKのインストール
    4. path環境変数の追加
    5. コマンドプロンプトから起動 
    となっているが、現在のSDKバージョンでは、adb.exeなどPlatform Toolsは、何かしらのSDK Platformが導入されないとインストールされないらしい。

    そのためSDKのインストール後必ずSDK Platformの導入を行う必要がある。

    4の環境変数追加後、コマンドプロンプトから「android」と入力しAVDManagerを起動する。

    Available packages中から、目的のAndriod RepositoryInstall Selectedする。

    私の場合は、「SDK Platform Android 2.1-update1, API7, revision 2」 を選んだ。
    SDK Platformをインストール後は、「c:\android-sdk-windows\platform-tools」内にadb.exeが現れた。

    そうなると、4のpath環境変数への追加は、 「;c:\android-sdk-windows\tools;c:\android-sdk-windows\platform-tools」となる。

    コマンドプロンプトから「ddms」 を実行してみると、無事に adb.exe が立ち上がった。
    めでたし!めでたし!!

    まとめ
    1. JDK(Java SE Development Kit)のインストール
    2. Android SDKのダウンロード
    3. Android SDKのインストール
      デフォルトでCドライブにインストール
    4. path環境変数の追加
      【コントロールパネル】->【システム】->【詳細設定】->【環境変数】でPATHを編集する。
      ;c:\android-sdk-windows\tools」を追記
    5. Andriod SDK and AVD Managerの起動
      コマンドプロンプトから「android」と入力
    6. SDK Platform及びその他のコンポーネントの導入
      Available packagesを選択
      Android Repositoryの中から目的のSDK Platformをチェック
      画面右下のInstall Selectedボタンをクリック
    7. path環境変数の追加
      ;c:\android-sdk-windows\tools;c:\android-sdk-windows\platform-tools
      赤文字のセミコロンを忘れずに・・・
    8. コマンドプロンプトから起動
      ddms

    2010年12月11日土曜日

    SmartQ V7(Android)を使用してみての雑感

    11月初旬、Andriodを体験するために「SmartQ V7」を購入し約一ヶ月間使用してきたが、良い点や悪い点が少しずつ分かってきた。Androidは思ったより使える!!これが私自身の結論です。

    以前は、Android携帯を購入する時期を来年春くらいかなーと漠然と思っていましたが、12月に発売されるAndroid携帯でも十分に使えると確信し、12月3日には「LYNX 3D SH-03C」を入手しました。

    LYNX 3D SH-03C」の使用感などは後日報告するとして、「SmartQ V7」の雑感を少しまとめてみます。

    気に入った点

    • Gmailが何処でも使用することができる
      3年ほど前からメールソフトはGMailに移行し、以前使用していたプロパイダーのメールアカウントも全てGmailへ転送をかけている。
      -
    • DropBox等を利用することにより各種データを自宅や会社・出先で共有できる
      データを共有できることは勿論だがブラウザのブックマークデータやパスワード管理データの共有化は非常に助かる
      -
    • 画面設定を自由にカスタマイズできる
      マーケットのソフトを駆使すれば大抵の事は実現出来そう、今後もっと便利なソフトも出てくるだろう。
    もう一歩の点
    • タッチパッドの感度が悪い
      感度というよりも調整が今一かも・・・
      指先だけで操作しようとするも、殆んど不可能に近い。付属のスタイラスペンを使って何とか使えるレベル、初めて触った人は操作できないと思う。
      -
    • バッテリーの持ちが悪い
      こまめにWiFiやBluetoothの制御(OnOff)をしなければあっという間に落ちる
      -
    • 速度がもう少し速ければ
      CPUの物理的要因なのでしょうがないですね
    気に入った点は全てAndroidの機能を使った点です、もう一歩の点は、SmartQ V7ハードの事なので、結果的に、Android自体は非常に期待が持てると思います。

    そんな理由で冒頭、紹介したようにAndroid携帯を購入しましたので、SmartQ V7の出番は少なくなると思います。しかし自宅ではしぶとく生き残るでしょう。
    • 文庫本の閲覧
      7インチの画面は絶妙です。わざわざ専用機は要らない
    • 料理レシピの閲覧
      妻が利用してくれるでしょう
    • お手軽ブラウザとして
      これまた妻専用になりそうです