2010年3月23日火曜日

RAW現像の手順

デジタルカメラが普及して久しいですが、私もデジ一眼として1DMarkⅢ(メイン1)、5DMarkⅡ(メイン2)、5D(サブ)、20D(コレクション)の4台、コンデジとしてRICHO GX100を使用しています。

撮影の状況に応じて使用するカメラを分けていますが、基本的にRAW撮りです。運動会や屋外でのイベント、スポーツ等枚数が多い時はJPEG撮りも兼用します。

RAW現像ソフトは、Adobe Photoshop Lightroom2、Silkypix Developer Studio Pro、DxO Optics Pro 6を使い分けています。一昨年くらいまでSilkypixとDxOの出番が半々くらいでしたが、Lightroom2になりRAW現像の基本が充実してきたため昨年くらいからメインのソフトとなっています。何よりファイル管理と印刷までスムーズに行えるところが気に入っています。

さて、タイトルの「RAW現像の手順」についてですが、RAW現像ソフトの各種機能を解説した雑誌やWEBは数あれど、手順について書いた記事はこれまで見たことがありませんでした。
露出、ホワイトバランス、コントラスト等など、どこから手を付けたらいいのか・・・
これまで、Silkypixを使用してきた中で何となく左側メニューの一番上から順にパラメーターを操作していました。しかし何となく違和感があったのも事実です。これで良いのか?

色々と調べていたら、電塾さんのサイトにそれらしき記事がありました。電塾DENJYKUさんのサイトは以前から拝見しておりましたが、参加されている皆さんはプロを含め凄い方々ばかりで、レポートをはじめ記事は大変参考になります。

電塾
「SpyderCUBE」テストレポートを掲載(5/6)

SpyderCubeのレポートですが、Lightroom2によるRAW現像の手順を紹介されています。

記事からの引用

SpyderCUBEのレポートをする前に、画像調整の順序について考えてみたいと思います。よく見かける行為で、いきなり露出補正から画像調整を行う方を見かけますが、これは間違いで、あまり語られることがないのですが実は以下のような順番があります。

1.ホワイトバランスを適切に設定する。
2.ハイライトを設定する。
3.中間調を設定する。
4.シャドウを設定する。
5.全体のチューニング・特別な意図があれば、更に調整。

全ての調整に先んじて、ホワイトバランスを合わせる。これが一番肝心な事で、現像処理の奥義と言ってもいいでしょう。ホワイトバランスがとれていない画像では露出の調整は不可能だからです。
目からうろこです。私は露出補正から入っていました。
確かに、この手順で補正を行った場合、特にハイライト付近の補正がスムーズに行くようになりました。
Lightroomを使ってらっしゃる方は是非一読を!