2013年3月31日日曜日

携帯電話・通話プランの見直し Xi通話は割高?!

昨年末からここ数ヶ月間、携帯電話の通話およびデータ通信料の削減を行ってきました。現在はこちらの記事で紹介したプランに落ち着いています。

・ Docomo N-02A(ガラケー)
    以前使っていたガラケー
    Docomo Xi sim
    Docomo通話専用
    約787円

・ au URBANO AFFARE(ガラケー)
    今回中古で購入したガラケー
    au sim
    au通話専用
    約3円

・ Galaxy Note2
    Docomo sim
    データ専用
    約602円

・ マルチポイントブルートゥースPHS機器
    Willcom ENERUS WX03S
    PHS通話+ブルートゥース子機
    SoftBank及び固定電話への通話
    1,230円

・ マルチポイントブルートゥースヘッドセット
    Marque 2 M165
    ブルートゥースヘッドセット

合計 : 2,622円 + α
通話用3台、データ通信用1台、合計4台の機種を所持しながら使用していますが、PHS機種 ENERUS のおかげで比較的楽に運用できています。

しかし、このプランを作成するためには、MNPや機種変、機器の売買など色々と手間がかかりますし、2年後の契約更新時にも気をつけなければ余計な出費が掛かります。

したがって余程通話時間が長い方(最低500分/月以上)やガシェット好きな方以外はお勧めできるものではありません。

普通、通話・データ通信とも携帯1台で運用している方が多いと思いますが、通話・データ通信代のコストダウンを図るには、やはり通話専用とデータ通信専用の端末2台持ちが必須です。

1台目 通話専用端末
通話用の契約をヨクヨク考えて選ばないと、思いもよらないような料金が掛かってしまいます。

Docomoの「タイプXiにねん」+「Xiカケ・ホーダイ」24時間ドコモ携帯電話への通話料無料に惑わされたらいけません!
通話積算時間が40分/月以内だったら良いかもしれませんが、それ以上の方はコストアップ間違いありません。

私の場合も、FOMA ビジネスバリュウープランからXiに機種変した結果、通話料自体が増加してしまい、今回のようなプランを模索する結果となりました。

2台目 データ通話専用端末
データ通信専用端末については、
MNP + Docomo Xiデータ + 月々サポート適用
一択でしょう!
さて、通話料金削減を模索する中、Docomo、au の通話プランの Excelソフトを作成し、料金シュミレーションを行いました。

ダウンロードはこちらから(Axfc Uploader)

*PC上のExcelで作成していますので、互換ソフトでは動作が?です。特にマクロ。
*スマートフォンの Officeソフトの中では、KingOffice がセルのリスト表示やグラフも正確で使いやすいかな、しかしマクロは使えません!

SoftBankについては割愛しています。九州の田舎、仕事で使うには論外です。

プログラム自体は至って単純な物ですので詳しい説明は省きます。マクロを使ってますので気にする方は注意してください。

著作権なんてものはありませんので自由に変更してみてください。もっと素晴らしい物が出来たときは公開していただければ嬉しいです。

まず、前準備として、各キャリア別に通話明細出力サービスで下記値を導き出してください。
出来れば数ヶ月分調べて、通話積算時間の最小・最大時間を調べましょう。

A.月間通話積算時間(分)

   秒数まで含めて積算します。

  相手No 通話時間 30回数 60秒回数
  090-** 1:15 3 2
  080-** 0:25 1 1
  090-** 6:35 14 7
  080-** 2:45 6 3
  03-*** 0:05 1 1
  090-** 0:48 2 1
    713秒 27回 15回
  積算分 11.9分

   30秒回数、60秒回数とは若干差が出てきます。

B.メインキャリアと他キャリアの通話時間の比率

C.有料時間帯(au、SoftBank)での通話時間の比率

これらの値をExcelシート内の白抜きセルに入力してください。
B、C については毎月大きく違いはないでしょうから、後は A(通話積算時間)を色々と変えてシュミレーションしてください。

グラフは、グラフシートに移動しマクロを実行することで 0分~500分/月の料金を10分間隔で計算表示します。
Docomo → Ctrl+d
au → Ctrl+a
さて、シュミレーション行ってみて幾つかハッキリしたことが分かってきました。

仕事関係で不特定な方と、毎月 100分以上通話している人は
  1. 「タイプ Xi にねん」+「Xi カケ・ホーダイ」はコストアップになる。
  2. Docomo の場合、FOMAプランをうまく組み合わせた方がコストダウンできる。
  3. au の「プランLTE」+「通話ワイド24」+「ウェルカム割」の組み合わせはコストパホーマンスが高い。
通話専用のプランとして考えた場合は、上記の考え方が出来ますが、もし1台で音声・データ通信を行う場合は、Docomoとauでは月額サポート額(月々割)が大きく違いますのでまた違った結果になると思います。

何れにせよ、通話分の料金が毎月3,000円~4,000円以上になっている方は,プランを見直せばもしかしたら半額位までコストダウン出来るかもしれません。

皆さんも自分に合ったプランを導き出してください。

2013年3月20日水曜日

三大キャリア通話料削減後 その3 考察

これまで Docomo に多額の通話・通信料を支払ってきましたが、昨年12月に2年継続の満期機種が3台迎えるのを機会に契約の見直しを図ってきました。
その経緯は、此方の記事で紹介しています。

これまでのところ、通話料は

2,020円 + α (2,622円-602円データ通信)
を実現しています。

ここ数ヶ月MNPやら機種変等色々と工夫してきましたが、果たして本当にコストダウンできたのだろうか?
結論から言えば 非常に微妙 です。
全ての機種を一括0円購入出来れば十分にコストは合うと思います。しかし一台でも機種代が懸かると足が出そう。
ましてや、最低3台の機種を使いこなさないといけません!
さらに2年後、良く考えて更新しないと余計な出費が懸かりそうです。

ここ1月、2月の通話状況を検証している中、もっとシンプルなプランがあることに気付きました。
以前、私自身が契約していたプランですが、MNPをかませて契約することでかなり安く維持できます。

月間の通話時間が 300-500分位で主に日中に電話するなら
約3,000円~約4,000円/月
で維持できるプランです。

Docomo に MNPするため、現在 au、SoftBank の方限定です。Docomoの方もやってやれないことはないですが・・・。

◆ 通話専用 FOMA契約

  タイプビジネスバリュー 4,305円
  パケ・ホーダイ ダブル2 2,100円
  月額サポート(MNP) -3,780円 or -2940円
  eビリング -21円
  ユニバーサル 3円
  合計 2,607円 or 3,447円

合計 約3,000円 or 約4,000円 +α

2,020円 との差額は、約1,000円~2,000円/月未満となり、2年間で 約24,000円~48,000円の経費負担です。
2,020円 + α の α の分ですが、数百円はどうしても懸かりますので、ますますその差は縮まります。
機種代にも満たない差額かつ通話専用1台で運用でき、取り回しが非常に楽になります。
 
現在(2013/3)、ドコモショップにて 「ELUGA Live P-08D」または「ELUGA V P-06D」をMNP新規購入することで実現できます。

関東や東海と違い、良い案件が少ない九州でも普通のドコモショップであればMNPで40,000円キャッシュバックがあります。現在(2013/3)では学割等を含めもう少し条件が良いでしょう。

FOMAタブレットP-08Dの本体価格は約90,000円、機種を売り払って約30,000円~40,000円、キャッシュバックを合わせて70,000円~80,000円。若干足が出ますが月額サポート額が多いので十分ペイできます。

FOMAスマートフォンP-06Dの本体価格は約60,000円、機種を売り払えば約20,000円~30,000円、キャッシュバックを合わせて60,000円~70,000円、十分に機種代を取り戻せます。

一括0円機種など特別なキャンペーンがなくとも手に入れることが出来ます。
機種を売る手間はかかりますがそう難しいことではないと思います。
関東や東海など凄い条件がある所では、更なるコストダウンできます。

さて、肝心の「タイプビジネスバリュー」のプラン内容です。

  基本料金計 4,305円
  無料通話 5,775円

  通話料 am7:00-pm7:00  その他 
  Docomo宛 10.5円/分 31.5円/分
  他 社 宛 15.75円/分 31.5円/分

このプランの凄いところは、日中の通話料が格段に安いことです。文字通りビジネスに最適です。
今流行の「050Plus」や「Fusion ip-phone smart」と比べてみてください。通話品質や通話エリアを考慮したらまさに最強です。

現在、「タイプビジネスバリュー」のプランは、ドコモのホームページには記載されていません。
ところが、今(2013/3)でも新規で個人・法人ともに契約できます。

*(「タイプビジネス」プランを参照)

これから、なぜこの様な結論に至ったのかを説明していきたいと思います。

まず、先日2月分の請求額が各社出ましたので通話状況を分析してみました。

★ Docomo
・契約プラン:タイプXi
・通話分数:179分=123分+56分
・ドコモ宛
 30秒回数:270回/30秒×21円=5,670円
 60秒回数:155回
・他社宛
 30秒回数:122回/30秒×21円=2,562円
 60秒回数:68回
★ au
・契約プラン:プランZシンプル
・通話分数:3,284秒=54,7分
・30秒回数:120回
・60秒回数:70回
★ Willcom
・契約プラン:だれとでも定額
・通話分数: 113分
・30秒回数:248回
・60秒回数:143回
au は通話明細が出ていたので、通話分数及び30秒回数と60秒回数を正確にカウントしました。

Docomo は金額が出るのでそこから30秒回数を算出、au の比率から逆算して、60秒回数を導き出しています。

Willcom は10分以内通話の回数とトータル分数が出ます。au の比率から逆算して、30秒回数と60秒回数を導き出しています。

以上から導き出したのが下記値です。
通話積算:347分/月

30秒課金回数:760回/月
 270+122+120+248=760

60秒課金回数:436回/月
 155+68+70+143=436
これらの値からドコモのFOMA各プランの料金をシュミレーションしてみました。
・タイプXi
基本料金:780円 21円/30秒
270回×0円
490回×21円=10,290円(11,070円
・タイプM バリュー 14.7円/30秒
基本料金:2,625円/月
無料分:4,200円
760回×14.7円=11,172円(6,972円 9,597円)
・タイプL バリュー 10.5円/30秒
基本料金:4,200円/月
無料分:6,300円
760回×10.5円=7,980円(1,680円 5,880円分)
・タイプLL バリュー 7.875円/30秒
基本料金:6,825円/月
無料分:11,550円
760回×7.875円=5,985円(-5,565円 6,825円)
・タイプビジネスバリュー
基本料金計:4,305円
無料通話:5,775円
ドコモ宛  155回/分×10.5円=1,628円
他社宛   281回/分×15.75円=4,426円
---------------------------------------
合計 6,054円(279円 4,584円)
(A B)内のB太文字が基本料金まで含んだ料金です。Aは無料分を差し引いた金額です。
-Aとマイナスになっている分は翌月へ繰越されます。

「タイプビジネスバリュー」 の場合、日中以外の通話は割高ですが今回は日中だけ通話したと仮定します。

実際には、各種割引サービスがあるため算出した月額よりも少なくなります。

それにしても、いかに「タイプビジネスバリュー」のプランが効率的なのか分りますね。
また、2ヵ月繰越ができますのである程度余裕があれば突発的な通話料増加にも対処できます。

日中に電話する機会が多く、ある一定度通話時間が多い人には最適なプランと言えます。

au の場合には、繰越上限額まで際限なく繰越が出来ますから最適なプランを選びながら上手くプラン変更をしていけば効率よく運営できそうです。
そのうち、 au の場合のシュミレーションも行ってみたいと思います。

2013年3月3日日曜日

三大キャリヤ通話料削減後 その2

前回の記事(三大キャリヤ通話料削減後 その1)で紹介したように下記のような構成とコストを実現しました。

・ Galaxy Note2
    Docomo sim
    通話・データ通信兼用
    3,838円 →これを何とかしたい!

・ Motorola Photon ISW11M
    au rom + SoftBank sim
    通話
    au:0円、SoftBank:986円→これも何とかしたい!

・ マルチポイントブルートゥースPHS機器
    Willcom ENERUS WX03S
    PHS通話+ブルートゥース子機
    1,230円

・ マルチポイントブルートゥースヘッドセット
    Marque 2 M165
    ブルートゥースヘッドセット

合計 : 6,054円
前回の記事作成から約2週間、さらにコストダウンを計るため色々と考察してみました!

・SoftBankの 980円 は余計なもの
私の環境では、Willcomで代替えできそうなので、数ヵ月後にMNP予定。

・通話・データ通信兼用の Galaxy Note2 のコストが掛かり過ぎている。
現在、0円運用(タブレット相当)データ回線を維持しているので、これをデータ専用(Docomo Xi Data Galaxy Note2)に変更し、現在の通話・データ通信兼用回線を通話専用回線に変更する。

・4台持ちになった場合、如何に持ち運びを楽にして合わせて電池持ちを長くするか・・・
2つになる通話専用回線を各々ガラケーに変更する。

今回、最終的に下記のような構成とコストを実現できました。
実際には4月からの運用開始となります。
・ Docomo N-02A(ガラケー)
    以前使っていたガラケー
    Docomo Xi sim
    Docomo通話専用
    約787円

・ au URBANO AFFARE(ガラケー)
    今回中古で購入したガラケー
    au sim
    au通話専用
    約3円

・ Galaxy Note2
    Docomo sim
    データ専用
    約602円

・ マルチポイントブルートゥースPHS機器
    Willcom ENERUS WX03S
    PHS通話+ブルートゥース子機
    SoftBank及び固定電話への通話
    1,230円

・ マルチポイントブルートゥースヘッドセット
    Marque 2 M165
    ブルートゥースヘッドセット

合計 : 2,622円 + α
手提げバックの中に入れてもこの構成ならあまり嵩張らないと思います。

最後に各機種の細かい月々維持費を記録しておきます。


◆ 通話専用 Docomo N-02A(ガラケー)
・タイプXi にねん(Xi)               780
・Xi カケ・ホーダイ                  700
・ありがとうさん10年割            -780
・Xi パケ・ホーダイダブル       2,100
・月額サポート(機種変)     -1,995
・eビリング                            -21
・ユニバーサル                         3
---------------------------------------
 合計                               787円

◆ 通話専用 au URBANO AFFARE(ガラケー)
・プランZシンプル                   980
・ウエルカム割(MNP)          -980
・ユニバーサル                         3
---------------------------------------
合計                                   3円


◆ データ専用 Galaxy Note2
・Xi データプランフラット2      5,985
・プラスXi割                       -2,005
・spモード                             315
・月額サポート(MNP)        -3,675
・eビリング                            -21
・ユニバーサル                         3
---------------------------------------
合計                              602円

◆ マルチポイントブルートゥースPHS機器
    Willcom ENERUS WX03S
・基本料                             1,450
・基本料ショップ割引           -1,450
・だれとでも定額                    980
・ダブルバリュー割引            -980
・機種代                             1,230
---------------------------------------
合計                             1,230円

維持費の明細を見てもらうとわかりますが、Docomo 通話専用回線をMNPで作ったらもっと減額(約-500円)できますね。

現在、年度末でもありますし、サポートもりもりの機種で一括0円も出現するでしょうし、これからが一番のチャンスかと思います。

2013年2月18日月曜日

三大キャリヤ通話料削減後 その1

前回の記事で、如何にして3大キャリアの通話料を安くするかを検討・実践してみましたが、最終的に以下のような構成になりました。

・ Galaxy Note2
    Docomo sim
    通話・データ通信兼用
    3,838円
    今回は機種変したためこの維持費

・ Motorola Photon ISW11M
    au rom + SoftBank sim
    通話専用
    au o円、SoftBank 986円

合計 : 4,824円
さて、上記のようにスマートフォン2台持ちで約2週間運用してみて、良かった点や幾つかの問題点も浮上してきましたのでその対策を少しずつ検討してみました。

この組み合わせで

良かった点
両機種共に電池の持ちが良い

・Galaxy Note 2
ネットを頻繁にしない限り最低 2日は持つ

・Photon ISW11M
こちらは、ネット無し、ブルートゥースだけONのため2日以上確実に持つ

問題点として
・2台持ちで電話を受発信する場合に非常に手間がかかる。

・冬場はジャケット着用のため2台を持ち歩けるが、夏場になったらどうなる??

・SoftBank宛に電話することが殆んどない。

・固定電話宛のEasyTalkで通話代が僅かながらかかる。また通話品質も今一歩。

電話をする状況別での対応策

1.車中

電話を受ける場合が殆んどで、発信は時々
マルチポイントブルートゥースヘッドセット
Marque 2 M165

ヘッドセットを利用して2台同時待ち受けで対応
これまで使用してきたヘッドセットの中で音質も電池持ちも最高!!
2.車中外

2台のスマートホンを肩掛けバッグに入れて持ち歩く。
出張時は、カバンに入れておく。

発着信を簡単に行いたい。
固定電話への通話を安く、品質を向上したい。
マルチポイントブルートゥースPHS機器
Willcom ENERUS WX03S

PHS発着信のみならずスマートフォン2台の発着信もこの機種から行える。
傍から見れば携帯1台持ちに見える →これ重要

この機種は、バッテリーが大きいことが売りのため
(非常時はモバイルバッテリーとして使える)
非常に電池持ちがよい。3日以上

PHS機種であり、10分間×500回無料通話ができる、固定電話・SoftBankへの通話を実質無料に近づける。

2台目・3台目無料メーカーキャンペーン+ 1台目基本料無料ショップキャンペーンで購入
したがって機種代金1,230円で2年間運用出来ます。

嬉しい誤算だったのは、田舎でも思ったより通話できる範囲が広かったことです。

現在の携帯電話構成とそのコスト(約2年間継続)
・ Galaxy Note2
    Docomo sim
    通話・データ通信兼用
    3,838円

・ Motorola Photon ISW11M
    au rom + SoftBank sim
    通話
    au:0円、SoftBank:986円→これを何とかしたい!

・ マルチポイントブルートゥースPHS機器
    Willcom ENERUS WX03S
    PHS通話+ブルートゥース子機
    1,230円

・ マルチポイントブルートゥースヘッドセット
    Marque 2 M165
    ブルートゥースヘッドセット

合計 : 6,054円

SoftBankへの通話が非常に少ないため、PHSで通話すれば、SoftBankとの契約を解除して良さそうです。
早く解約したほうがコスト的には良いかと思うが、もうしばらく(3ヵ月ほど)使用してみて、良い案件があればMNPしてコストを削減しようと思う。

そうすれば、最終的に約5,000円/月で運用出来るかもしれない。

さらにもう一段階コストを抑えるためには
Docomoの通話・データ通信兼用回線を通話専用に切り替え、
Data専用回線を持ち3台体制にすればOK

ただし、PHS機器まで合わせると4台体制となってしまう。
・ Docomo ガラケイ
    Docomo Xi sim
    Docomo通話専用
    約1,300円

・ au ガラケイ
    au rom
    au通話専用
    約3円

・ Galaxy Note2
    Docomo sim
    データ専用
    約600円

・ マルチポイントブルートゥースPHS機器
    Willcom ENERUS WX03S
    PHS通話+ブルートゥース子機
    SoftBank及び固定電話への通話
    1,230円

・ マルチポイントブルートゥースヘッドセット
    Marque 2 M165
    ブルートゥースヘッドセット

合計 : 3,200円未満

ついでにDocomo音声専用回線をMNPで作り、データ回線をタブレットにした場合は、合計2,000円未満も夢ではなさそうです・・・

2013年2月1日金曜日

三大キャリアの通話料金を如何に安く上げるか・・・

三大キャリアをバリバリ無料通話+データ通信しながら如何に安く上げるかを検討してみました。

結論として 約3,500円/月+α で行けそうです。

* 携帯2台持ち

手段を選ばなかったら 2,000円/月未満 で行けるかも・・・

* 携帯3台持ち(データ専用端末+通話専用端末2台)

ただし、固定電話への通話は少なからず料金が発生します。
ちなみに、050plusFusionEasyTalk を使用すれば固定電話にも格安で通話可能です。

050plusFusion を使った携帯や固定電話への通話は、車での移動中や電波状況が悪いところでは使い物になりません。緊急用としては良いですが、仕事には使えそうにありません。

EasyTalk ですと海外を経由して通話しますので若干のタイムラグは発生しますが概ね良好で、仕事でも使えそうです。

MNP代と機種代金が必要ですが、MNP一括0円機種をgetできれば幸せになれそうです。
私の場合、MNP代・機種代金として、ほぼ手出し無しですみました。
世の中には利益を上げる方々がいらっしゃるみたいですが・・・九州では良い案件が少ない!


通話料金最低維持費(シュミレーション)
Galaxy Note2
    Docomo sim
    通話・データ
    約2,500円弱
    DocomoとMNP契約出来れば実現可能
    通話とデータを別々にMNP契約すれば
    1,000円以内も可能と思う。

Motorola Photon ISW11M
    au rom + SoftBank sim
    通話
    約1,000円弱

合計 : 約3,500円弱

今回実現できた通話料維持費
Galaxy Note2
    Docomo sim
    通話・データ
    3,838円
    今回は機種変したためこの維持費

Motorola Photon ISW11M
    au rom + SoftBank sim
    通話
    986円

合計 : 4,824円


単純に、MNPした場合と、機種変時の月割りサポート額の差です。細かいところは違ってたりすると思いますが大きくは違わないでしょう。

ケータイ3台持ちなど条件を問わず契約したら、3キャリア無料通話、データ通信合わせて、2,000円未満で運用出来るかも。

私の場合、これまでメイン回線での通話・データ通信費は、約12,000円/月以上 掛かっていましたのでかなり安くなりました。
このプランで2年間維持して行かなければなりませんが、まあ、良しとしましょう。

さて、今回色々と検討した経緯をずらずらと・・・

一昨年年末(H12/11)に SH-03C でスマホデビューして早くも2年が経過しました。
途中、新幹線の中で紛失、急遽 Galaxy Neus SC-04D の白ロムを購入し、両機種で root化したり カスタムRomを導入したりと楽しんで参りました。

で!晴れて喪明けです、やっと機種変できる。

今回、FomaからXi に機種変した場合、Docomo同士だと通話無料となるらしい。なかなか良いんでない!私の場合、周りはDocomoユーザーが多いのでこれは助かります。

確か、au、SoftBankにも似たような割引があったような・・・
夜9時から深夜1時以外は、同キャリア間通話無料プランが両社にありますね
この時間帯に電話することはまずありませんので、これまた大助かりです。

そうと解れば、どうにかして通話料を安くできないものかと考えるのが自然の理です。
ネットで調べると情報は半端ないほど出てくる出てくる。

まず最初に私が登録している相手先で主に電話する100件位を調べてみたところ
Docomo   60%
au      30%
SoftBank  5%
固定電話  5%
通話相手が九州の都市部以外の方が多いためでしょう。

Docomo >> au >>>> SoftBank

となりました。

次に、手持ちの回線状況と維持費は

1台目:自分用 Docomo SH-03C スマートフォン契約
               通話多し、時には20,000円超の時も、12月満期明け
               約12,000円強/月

2台目:家族用 Docomo ガラケー シンプルS契約
               通話・メール主体、今回同時に機種変
               約3,500円弱/月

3台目:データ専用 現在使用していない
               1年前から塩漬け状態、12月満期明け
               約1500円強/月 
合計出費 : 約17,000円/月

所謂、Docomoの肥し、乞食様の養分となっておりました。


では、これらを踏まえて幾つか自分用に整理してみると


1.メイン(Docomo)はMNPしない。

他社にMNPした場合、通話・データ通信合わせて、2,500円弱で維持出来そうだが、諸条件を加味して回線をMNPはするのは今回、無しとした。

したがって、4,000円弱かかってしまいますが、これまでより安く上がれば良しとします。


2.Docomoで機種変をした場合の機種は?

現在のスマホ運用状況

・電話
・e-mail(Gmail他)確認
DropboxにてPCとのデータ(Excel・PDF・写真他)共有
Catchにて情報覚え書き記録
・ネット

望む機種

・操作がスムーズ
・入力が楽
・閲覧が楽
・少々大きくても可

候補機種

Galaxy Note2 決定!!


3.au、SoftBankは、通話だけの最小限契約とする。

最低維持費としてどこまで安く押さえることが出来るかがポイント。

au

「プランZシンプル+ウエルカム割」

データ回線をMNPして上記契約、維持費 0円/月
今回、MNP一括0円をget できました!今だったら田舎でも結構あります。
機種を売り飛ばせばMNP費用は賄えます。

SoftBank

「みまもりケータイ2専用プラン」&「らくらくホン、ホワイトプラン」

2枚のsimをget、2枚で維持費 980円/月
「みまもりケータイ2」と「らくらくホン」の組合せで今回は新規購入、CB、ポイントをget、更に「らくらくホン」機種を売却すれば収支+。

「みまもりケータイ2」2台セット一括0円があればもっと安く運用できたのに・・・

SoftBankには auウエルカム割と同様のスマホタダ割がありますが、条件が
「iPhone+ホワイトプラン/S!ベーシックパック/パケットし放題フラット
ですので、安くなりません。残念!



4.出来れば3キャリヤ同時待ち受け、発信可能にしたい。

◆2台運用
・ CoolPad W770
    Docomo sim + SoftBank sim
    通話専用

・ au機器
    au sim
    好きな物をどうぞ
    通話+データ通信
この組合せの場合、3キャリヤ同時待ち受け発信出来るようになりますが、いささかCoolPad W770が使いづらい。電話受発信専用機種と考えれば何とかなるでしょう。

CoolPad W770 については、Fomaプラスエリアに対応していないため電波の掴みが今一で、山間部での使用が多い私の場合は、使えそうにありません。

今回は、却下。

auメイン(通話+データ通信)な人には嬉しいベストな組合せかも・・・



5.1台で運用出来ないか?出来ない場合は、2台持ちも可

1台運用
・ Motorola Photon ISW11M
    au rom + Dual SIM アダプター(Docomo + Softank)
1台で3つのキャリアを持ち歩けます。
しかし、受発信出来るのは、1キャリアだけ、キャリア変更の度に手間がかかります。

Motorola Photon ISW11M については、Fomaプラスエリアに対応していないため電波の掴みが今一で、山間部での使用が多い私の場合は、使えそうにありません。

また今回は、最低 Docomo と au は同時着信、個別発信したかったので、今回は却下


2台運用
・ Galaxy Note2
    Docomo sim
    通話+データ通信

・ Motorola Photon ISW11M
    au rom + SoftBank sim
    通話専用
通常は、Docomoau の同時待ち受け発信を行い、SoftBankだけは発信専用として運用。
固定電話には、EasyTalk を使用。

今回、この組合せで運用していくことにします。


特徴ある携帯電話3機種

◆ CoolPad W770
・Dual sim対応
・両スロット共にWCDMA、GSMに対応するアンドロイドスマートフォン
・UMTS2100に対応しており、NTTドコモ、ソフトバンクが対応
・Docomo・SoftBank両キャリア同時待ち受け、発信可能

・Fomaプラスエリアに非対応

・機種代:約10,000円~約31,000円(ヤフオク・楽天他)
  Dual3G 携帯電話専門店

◆ Motorola Photon ISW11M
・auはrom sim対応
・simスロットには、NTTドコモ、ソフトバンクが対応(simフリー化が必要)
・着信・発信は片方だけ(切替が必要)

・Fomaプラスエリアに非対応

・機種代:約10,000円(ヤフオク)、関東では一括0円+CB等あり

◆ au iPhone4s + Dual Sim アダプター
・au 受発信可能
・片方の simスロットには、NTTドコモ、ソフトバンクが対応(simフリー化が必要)
・着信・発信は片方だけ(切替が必要)

・Fomaプラスエリアに対応

・機種代:今なら一括0円+3円運用+コン無など好条件あり(九州でも)


毎月維持費明細

Docomo  Softbank  au   
3,838円 + 983円 + 3円 = 4,824円

今回、Docomoについては機種変したのでこの金額になりましたが、MNPできればもっと安く維持できるでしょう。

今回、MNP代・機種代金については、何とかチャラになりました。

年度末にかけて、良い条件が出るでしょうからその時は、au SoftBank 入れ替えして、もう少し安く仕上げたいです。


◆ Docomo Galaxy Note Ⅱ SC-02E
タイプXi にねん        743円
Xi カケ・ホーダイ       667円
ありがとうさん10年割   -743円
Xi パケ・ホーダイライト  4,700円
spモード         300円
月額サポート      -1,995円
eビリング        -20円
US            3円
----------------------------
小計          3,655円
消費税          183円
============================
Docomo 合計       3,838円 

◆ SoftBank らくらくホン
ホワイトプラン      980円
US                                 3円
===========================
SoftBank 合計              983円

◆ au 
プランZシンプル            980円
ウエルカム割    -980円
US                                 3円
===========================
AU 合計                         3円


最終的な、手持ちの回線状況は

1台目:自分用 Docomo
通話+データ
Galaxy Note2
SH-03Cから機種変
約4,000円弱/月 
2台目:自分用 AU+SoftBank
通話専用
Motorola Photon ISW11M
約1,000円弱/月 
3台目:家族用 Docomo
通話+データ
Gallaxy S3a
ガラケーから機種変
約4,000円弱/月 
4台目:家族用 SoftBank
通話専用
「みまもりケータイ2」の sim を simフリー機種で運用
3円/月  
5台目:データ専用回線 Docomo
機種代回収の為にプリモバイルからMNPして契約、寝かせ
3円/月

合計出費 : 約9,000円/月

まだ・まだ高い、養分から抜け出せない!!

2012年7月18日水曜日

アンドロイド携帯(Galaxy nexus SC-04D)で通話録音(Call Recorder)

長い間更新を怠っていましたが、久々に更新するネタがありましたので・・・

*ネタかどうかは人それぞれですが、私にとっては画期的でした。

以前の記事で Sharp 3D SH-03C の root化とWiFiテザリング

携帯を SH-03C から Galaxy nexus SC-04D へ機種変したと書いていましたが、操作性をはじめ使い勝手が本当に良くなりました。
2年に満たないのに、この技術革新には驚きます。パソコンの時よりも遥かに早い、早すぎます。

さて、SH-03CSC-04D を比べた場合、製品自体のコンセプトが大きく違っており果たして通常使用の場合に支障が無いかどうかが心配(SC-04D購入は本当に気まぐれでしたので・・・) でしたが、3点を除き私にとっては問題無しでした。

1.ストラップを付けられない

2.端末での伝言メモが出来ない

3.通話中の録音が出来ない

1.ストラップを付けられない。

普段、首からぶら下げ、シャツや背広のポケットに入れていましたが、この機種にはストラップ孔が無くぶら下げることが出来ません。
現在は、シリコン製のカバーを被せ、ポケットから簡単に落ちないようにしていますがやはり気を使います。
今後は、本体にストラップを付けることが出来るよう工夫してみようと思ってます。

2.端末での伝言メモが出来ない

スマートフォンの場合、シャープ製しか備わっていないみたいですね。国産のスマートフォンなら本来搭載できるのではないかと思うのですが。
取り敢えず、「留守番電話サービス」を利用するしか方法は無さそう!

3.通話中の録音が出来ない

米国(州)での規制でSC-04Dは無理みたいです。ネットで検索すると色々と出てきますね。

しかし、やはり世の中には出来ないものは何とかしてしまう方々がいらっしゃるみたいです。

CallRecorder (SKVALEX社)

機器の root化 が必須ですが、SC-04D等を使用している大抵の方は、カスタムROMを使用中でしょうから問題ないでしょう。私自身も購入数時間後にはroot化し、カスタムROMを導入していました。

Google Playのアプリページを見ると root化 した下記の機種で動作するようです。

- HTC Desire
- HTC HD2
- Google Nexus One
- HTC Desire HD
- HTC Desire Z
- HTC Desire S
- HTC Incredible S
- HTC Thunderbolt
- HTC Sensation
- HTC EVO 3D (CDMA)
- HTC Hero
- HTC Wildfire
- ZTE Blade
- Sony Ericsson XPERIA ray
- Sony Ericsson XPERIA arc
- Samsung Galaxy S II X (SGH-T989)
- Galaxy Nexus (alsa required)
- Samsung Galaxy R (alsa & Chinese kernel required)
Requires the kernel with 2-way call recording patch and ROOT permissions:

と有りますので、機種によってはカーネルにパッチを当てなければならない機種も有りそうです。

SC-04Dは、 (alsa required) と有るように、AlsaMixer をインストール後、録音方法 を ALSA に指定して使用します。

手順


1.端末の root化

こちらについては、Galaxy nexus のカスタム化の大御所「AndroidLover」さんのサイトを参照に行うのが最良でしょう。

注 : 現在(2012/07/18) CallRecorder は、Jelly Beanには対応していません。

Google Play上のバージョンは、Stable版でJelly Beanに対応していませんが、
こちらで紹介されている 1.2.8 bata は、Jelly Beanに対応しています。

ただし、 apk での供給ですので導入には注意が必要です。

注 : カスタムROM、カスタムKernelを導入する際、適切な組み合わせが必要です。

私自身が確認できている組み合わせ

ICS

Kernel : Faux123
ROM  : AOKP_maguro_Milestone-6
 
Kernel : CMPlus
ROM  : AOKP_maguro_Milestone-6

Kernel : Franco
ROM  : AOKP_maguro_Milestone-6

GLaDOS(Kernel)は、駄目みたいですね。

Jelly Bean

Kernel : Lean , Franco , Trinity
ROM  : AOKP , Paranoidandroid , Balck Bean AOKP


2.AlsaMixer のインストール

ダウンロード

普通にインストールするだけでOK
設定は弄らない。

JellyBeanでは、インストールが上手くいっていないような状態になりますが、そのままでOK


3.CallRecorderのインストール

ダウンロード

録音方法 : ALSA

通話録音形式 : WAV(better)
ICSでは、MP3でも録音できていますが、Jelly Beanでは、WAV だけしか録音できません。

詳しい情報XDA


現在、各ソフトのインストール時の画面キャプチャーがありませんので分かり辛いと思いますが、root化と比べると至極簡単です。

最後に、Galaxy nexus SC-04D の root化及びカスタムROM導入に当たり「AndroidLover」さんのさいとには大変お世話になりました。ありがとうございました。


追記(2012/08/02)

今回、JellyBean にも対応したので、環境を移行することができました。やはり操作性を含めかなり向上したことが実感できました。
気持ち好い!! 

2011年7月27日水曜日

Android携帯(SH-03C) からルーター越し(WR8700N)にPCをWOL(Wake On Lan)してみました!

Android携帯(Sharp SH-03C)は、色々なアプリを組み合わせることにより次第に使い勝手が良くなってきており、今ではすっかり手に馴染み日常生活に無くてはならない物になってきました。

外出時には、携帯からサーバーにアクセスし管理することもあります。サーバーは24時間稼働ですのでいつでもアクセスOKで下記ソフト等でゴニョゴニョやっています。

  • TeamViewaer(AndroidからPCリモート)
  • ConnectBot(SSHクライアントターミナル)
さて、自宅では、PT1を組み込んだ自作PCを稼動させてます、こちらは録画時にスタンバイモードから復帰、終了するとまたスタンバイモードに入るように設定しています。(まあ少しは節電しているかな??)

普段、録画したTSデータは東芝Regzaテレビで視聴していますが、Android携帯から見れないか調べてみたらありました。
  • Qloud Media(Android携帯電話にPCからのストリーミングをサポート)
    Android Market
これは凄い!感激です。PCにQloud サーバーをインストールする必要がありますが、生のTSファイルをストリーミング変換しながら、ほぼ完璧に視聴できます。シークも出来るし使い勝手も良いと思います。

ならば・・・外出先から視聴したくなります。しかし自宅PCは普段スタンバイモードで待機中です。

ということで、携帯(SH-03C)からWOL(Wake On Lan)が出来るようにしてみました。

実際には、録画データを見る機会は少ないと思いますが、自宅PCがリモートでONに出来ると何かと便利そうだったので・・・・

まずは参考サイトの紹介(サイト運営者様ありがとうございます、感謝!感謝!)

LAN工事ドットコム
自宅のPCをネット経由でパワーオンして使う
WOL インターネットからパソコン遠隔電源オン!
ポート開放 方法

Googleで検索するとルーター越しにWOLを行うには少なからず敷居が高そうです。
一番の問題点は
これには困りました。
当方のブロードバンドルーターは、「Buffalo WZR-AMPG300NH」という機種でWOLには対応していない。
如何しようか迷ったが、以前から機器の安定性には好評で気になっていた「Aterm WR8700N」を購入する事にした。
(出費は痛いが他の方法を考えるとこの方が安上がりと思う。ローカルネットワーク内の常時起動PCまたはWOLリピータから遠隔操作する方法もあるが、本末転倒のような気がする)

さあ、いよいよ設定法だが今回は、ローカルネットではWOLが可能な状態を前提とします。
私の場合、途中でいくつか躓いた点があったので簡単に紹介しておきます。

A.PCのWOL設定
  1. PCの電源・Bios・LANカード設定

    電源やLanカードも対応していなければいけません
    PCによって各々設定が違うのでここを参考に調べましょう
     
  2. PCのネットワーク・アダプターの設定(詳細設定タブ)

    [コンピュータの管理]->[デバイスマネージャー]->[ネットワークアダプター]->[有線LAN]

    詳細設定」タブで Wake On LANに関する項目を設定する。

    ネットワークカードによって項目が微妙に違うのでそれぞれ注意して設定すること

    当方の環境では、下記のように設定

    イーサカード:Marvell Yukon 88E8001/800308010 PCI Gigabit Ethernet Controller
    詳細設定(Advanced)タブ

    • ウェイク アップ機能->「マジック パケットとパターン マッチ」
    • シャットダウンからの起動->「オン」
      -
  3. PCのネットワーク・アダプターの設定(電源の管理タブ)

    [コンピュータの管理]->[デバイスマネージャー]->[ネットワークアダプター]->[有線LAN]

    電源の管理」タブで下記をチェックする

    • 電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする(A)
    • このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする(O)
    • Magic Packetでのみ、コンピューターのスタンバイモードを解除できるようにする(N)
    • ----- または-----
    • 管理ステーションでのみ、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする(M)

    この三番目の「Magic Packetでのみ・・・・」と四番目の「管理ステーションでのみ・・・・」の項目はネットワークアダプターによってどちらかが表示されます。
    どちらも同じ意味なので必ずチェックすること。
    もしチェックを忘れるとスタンバイモードに入った後、予期しない時に起動してしまうことがあります。
    これに嵌り、時間をロスしてしまった。
    -
  4. PCのネットワーク・アダプターのネットワークアドレス及びMACアドレスを知る

    「コマンドプロンプト」から「ipconfig /all」コマンドで確認する

    当方の環境では

    Physical Address(MACアドレス):00-22-15-xx-xx-xx
    IP Adress(ローカルIPアドレス):192.168.10.60
B.Androidアプリのインストール
  1. Wol Wake On Lan Wan のインストール

    インストール自体はなんら問題ないでしょう。
    設定する場合は「Add New」ボタンを押しましょう。

C.ローカルネット内でのWOLにトライ
  1. ソフトの設定

    Name 任意入力
    MAC 上記で調べたMACアドレスを入力(00-22-15-xx-xx-xx
    IP or Domain 上記で調べたPCのローカルIPアドレスを入力(192.168.10.60
    Port 任意入力(他のポートと重ならないように・・・)(9
    Send as Broadcast チェック
    Subnet 255.255.255.0
    Send Multiple チェック
    Packet Count 5
    Interval 1
  2. WOL試験

    ローカルネットワークにWiFiで接続、ソフトを起動、「Send Packet(s)」を実行し起動を確認する
     
  3. 考察

    ブロードキャストを指定しないと起動しない!訳分からない!!
    もしかしたら、ARPテーブルの関係かな?
D.ルーター越しのWOLにトライ
  1. ルーターの設定

    ルーターの管理画面を開き

    [詳細設定]->[ポートマッピング設定]

    LAN側ホスト 192.168.10.255
    プロトコル UDP
    ポート番号 任意入力(Androidのソフトと同じに設定)(50060
    優先度 任意入力

    LAN側ホストアドレスは、プライベートLANのブロードキャストアドレスを指定すること
    ブロードキャストアドレスの意味がわからない場合は、ここを参考に値を求めましょう

    パケットフィルター設定はしなくてよい
    他のサイトを拝見すると、「ポートマッピング設定」と「パケットフィルター」の両方を設定するように解説されているところがあるが、「WR8700N」の場合は「ポートマッピング設定」だけでうまくいきます。
    -
  2. ルーターのグローバルアドレスを調べる

    ルーターの管理画面を開き

    [情報]->[現在の状態]->[WAN側状態]->IPアドレス/ネットマスク
    IP Adress(グローバルIPアドレス):xxx.xxx.xxx.xxx
    -
  3. ソフトの設定

    Name 適宜入力
    MAC 上記で調べたMACアドレスを入力(00-22-15-xx-xx-xx
    IP or Domain 上記で調べたルーターのグローバルIPアドレスを入力(xxx.xxx.xxx.xxx
    Port 適宜入力(他のポートと重ならないように・・・)(50060
    Send as Broadcast チェックしない
    Send Multiple チェック
    Packet Count 5
    Interval 1
  4. インターネット越にWOL試験

    3Gで接続、ソフトを起動、「Send Packet(s)」を実行し起動を確認する
    -
  5. 検証

    上手く起動しました。
    ルーター側で、ブロードキャスト信号を出すので、Androidアプリでは指定しないでOK?

以上でルーター越しにWOLが出来るようになりました。

実は「WR8700N」等のNECのWOL対応をうたったAtermシリーズでは、もっと簡単にインターネット上からWOLが出来ます。というか、そちらの方がメーカーが最初から提供している方法です。
  • Android携帯でブラウザでルーター画面(WOL管理画面)を開き、そこからLAN内のPCを起動する
しかし、いちいちブラウザを開き操作するなんて面倒です。やっぱり、Android アプリで手軽に操作できた方が良いですね。

などと思いながらWOLを楽しんでいましたが、ここにきて「WR8700N」のWOL管理を直接操作するAndroidアプリが出ました。

ホームコネクト for Aterm

なんともすばらしいソフトです。Atermシリーズをお持ちの方は是非インストールして損はないものです。
対応機種 NEC Aterm
WR8700N、WR8600N、WR8370N、WR8170N、WM3500R