ひょんな事から BackTrack 4 がマイナーバージョンアップ(R1)しているのを知り、手持ちのPCにインストールしてみた時の覚え書き
(R1とFainalで微妙に違いがあるので相違点も記述)
A. インストール
- ISOイメージをダウンロード
- ISOイメージをDVDに焼くかUSBに書き込みPCで起動する。
USBで起動させるには Royal Windows さんを参考にすると簡単でした。
サイト管理者様感謝です!
- - BackTrack 4 R1の起動
BackTrack 4 PwnSauce bt tty1
bt login: root
Password: toor - X Windows Systemを起動する、コンソールから
root@bt:~# startx
- 画面上のinstall.shを実行
Step 2 of 7 Selected city:Tokyo →「Forward」
Step 3 of 7 Which layout is most similar to your keyboard?:Japan →「Forward」
Step 4 of 7 Prepare disk space
--単体の新規HDDにインストールするなら新規HDDを選択し「Forward」
--既存HDD内の別のパーティション、別のHDDやUSB-HDDにインストールする場合は、Manualでインストール場所を選択する。
Step 5 of 7 「Advanced」ボタンをクリックし、Boot Loaderの導入先を選択する
--導入先を間違えないように・・・
Step 6-7 of 7 再起動
B.ネットワーク設定
- ネットワーク起動
ネットワークの設定は、コンソールから「networking」コマンドを使う方法とGUIから「wcid」を使う方法で行えるが、無線LANでの運用を考えると「wcid」を使ったほうがよろしいかと思う。
wicdは [メニュー]->[internet]->[Wicd Network Manager] で起動。
BackTrack 4 Fainalの場合は、インストール直後は、wcidが起動してこないのでコンソールから
root@bt:~# /usr/bin/start-network
以上を入力後、メニューから起動する。
Starting Network connection manager: wicd
root@bt:~# /usr/bin/wicd-client on
AP設定でステルスSSIDの場合は、画面の一覧にSSIDが表示されないので
[メニュー]->[Network]->[Find a haidden network]から入力
正しいSSIDならば画面に表示されるはず。
暗号のパスフレーズは、目的のAP(SSID)の詳細(▽マーク)をクリックすれば入力欄がポップアップするので適時入力。
- ネットワークの自動起動設定
wicdを自動起動に設定する、コンソールから
update-rc.d wicd defaults
- 固定アドレス設定
BackTrack 4 をインストール当初、コンソールから [/etc/network/interfaces] を編集していたが、どうも挙動がおかしい。
ネットワーク設定を wicd で行っているので、やはりここは wicd から設定をしたほうがよさそうです。
wicd起動-->インターフェイス[プロパティ]をクリック-->[固定IPを使用する]にチェック
-->項目を適時自分の環境に合わせ入力-->再起動
-
- gedit導入
vi を使い慣れていないと何かと不便なので gedit をインストールする。
root@bt:~# apt-get install gedit
vi に慣れている人はこれ以降の gedit を vi に読み替える
D.日本語化
PC関係(ペネトレーションテスト)さんのサイトを参考にさせていただいた。感謝!
- タスクバーのシステムトレイから、キーボードのアイコンをクリックして、キーボード配列を日本語化する
・[タスクバー]→[Settings]→[Regional & Accessibility]→[Keyboard Layout]・Keyboad model:→Japanese 106-key・Available layout:→「jp」Japan を選択し「Add>>」ボタンをクリック・Active layout:→「jp」Japan を選択すると Label:jp に変化・Layout variant:106 を選択・「OK」をクリックして終了
- - 日本語化に必要なパッケージ{言語パック:入力メソッド}をインストールする
コンソールから
root@bt:~# aptitude install language-pack-ja kde-i18n-ja uim uim-qt3 uim-anthy
- 日本語を表示するためのフォントをインストールする
・M+ と IPAフォントの合成フォントから「mixfont-mplus-ipa-TrueType-20060520p1.tar.bz2」を画面上(/root)にダウンロード
・画面上(/root)の mixfont-*をシングルクリック
・[メニュー]→[Action]→[Extact...]→「OK」ボタン(/root、画面上)に解凍
・[タスクバー]→[Settings]→[System Administration]→[Font Installer]
・「Add Fonts」ボタンをクリック、Add Fonts起動
・Desktop、mixfont-mplus-ipa-TrueType-20060520p1をクリック
・opfc-ModuleHP-1.1.1_withPAFonts_and...をクリック
・fontsをクリック
・M+2VM+IPAG-circle.ttf を反転させ→「Open」ボタンをクリック
・フォント一覧に上記フォントが現れていれば成功
・.profileの環境変数{LANG:LANGUAGE}に、ja_JP.UTF-8を指定する
root@bt:~# gedit .profile
LANG=ja_JP.UTF-8
LANGUAGE=ja_JP.UTF-8 - 再起動する
E.KDEの設定
- デフォルトのKDEでは何かと使い辛いのでコンソールから
root@bt:~# kpersonalizer
で設定画面を起動する。
アイコンの大きさ、タスクバーの設定、壁紙等必要に応じて・・・
2 コメント:
僕の記事を見てくれてありがとう。
BackTrack の日本語化はhttp://haldoc.blogspot.com/の記事をメモ変わりにコピペされたものです。
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