2011年5月21日土曜日

「RMPrepUSB」のインストールとFreeDOSブータブルUSBメモリー作成

インストール自体はいたって簡単です。ダウンロードサイトから落としてきてインストールするだけ!
ポータブル版でも問題なく動作するのでこちらの方が便利かも・・・


RMPrepUSBのインストール

インストールはクイックスタートガイドを参照に適当に行いましょう。

Grub4Dosをインストールする場合には少し小細工が必要です。
  1. gruninst.exeを呼び出してGrub4Dosをインストールしているようですが、デフォルトでは、「grldr」が存在しないのでエラーが表示されてしまいます。
    β版ダウンロードサイトから grldr.zip をダウンロードしてきてRMPrepUSBがインストールされたフォルダーに解凍します。勿論Grub4Dosのサイトから落としてきても良いでしょう。
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  2. チュートリアル37においてFreeDOSGrub4Dosから呼び出し起動していますが、「menu.lst」が存在しないためエラーが表示されます。
    β版の「FREEDOS_USB_BOOT」フォルダー内に「menu.lst」がありますのでこちらを使いましょう。新規に作成しても良いですが・・・

FreeDOSブータブルUSBメモリー作成

単純なFreeDOS起動USBメモリーを作成するには、「RMPrepUSB」がインストールされていれば6ステップで簡単に出来ます。


USBメモリーを用意し、パソコンに挿入します。
  1. 1 Partition Size

    リストボックスから目的のUSBメモリーを選択し、パーティションのサイズを入力します
    MAX」を記入
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  2. 2 Volume label

    USBドライブのラベルを適当に編集、今回は「FreeDOS
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  3. 3 Bootloader Options

    FreeDOS bootable[KERNEL.SYS〕」をチェック
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  4. 4 Filesystem and Overrides

    FAT32」「Boot as HDD[C:2PTNS]」をチェック

    USBメモリーが256MB以下の場合は「FAT16」しか選べないと思う

    古いパソコンのBIOSによっては「boot as HDD[C:2PTNS]」では認識しなかったりするので「FDD」や「ZIP」で試してみると上手くいくかもしれません。
    近頃の新しいパソコンは上記設定でいけるはずです。
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  5. 5 COPY OS FILES

    Choose Copy Folder>ボタンで、「RMPrepUSB」インストールフォルダー内の「FREEDOS_USB_BOOT」を指定します。

    5 Copy OS Files>をチェック
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  6. 6 Prepare Drive

    水色ボタンを押す
以上で完成です。
RMPrepUSB」がインストールされていれば、ほんの10秒ほどで完了しますので驚きです。

完了後は、そのまま「F11」を押すとQEMUが立ち上がり、USBメモリーのブートが確認できます。

本家サイトでは、チュートリアル37でFreeDOSのインストール法を紹介していますが、途中までは全く同じで最後にGrub4Dosをインストールしているだけです。

7.左中段の「Install grub4dos」を押す

単純にFreeDOSだけ起動できても活用法が少なく、Grub4Dosをブートローダーとしてインストールすると色々な事が出来るようになります。

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