2010年9月21日火曜日

ThinkPad s30が起動しなくなった!HDDのMBR修復

久々に、ThinkPad s30を使ってみたところ何かの拍子にHDDが起動できない状態に・・・

ThinkPad s30は、2001年に発売されたノートパソコンですが、この当時の IBMブランド ThinkPadは非常に元気があり、色々なノートパソコンを開発していましたね。

ThinkPadには、535、600等名機といえる機種は沢山ありますが、そのような中、自分的には s30 が一番好きです。この s30 が素晴らしいのは、デザインが秀悦で携帯性やバッテリー稼働時間が当時としては抜きん出ていました。特にデザインは今見ても時代遅れでない!(ミラージュ仕上、ガワタンだけそのままで中身を今のAtomに換えれば・・・)

しかしこんな素晴らしい s30 ですが、欠点も多くみられます、今時のノートパソコンと違いCD・DVDを内蔵していない、昔は標準装備だったFDD(フロッピーディスク)も内蔵していないため s30 本体だけでは起動すら出来ない。このためD2D領域があるのですが、私のHDDはいつの日かD2D領域が消えていました。
USB接続CDもあるにはあるが相性の問題で起動しないものが多い始末、おのずと純正品が必要となる。
勿論、USBメモリーブートも出来ない昔のBiosであるが、googleで検索していると、一部のUSBメモリーで起動可能との事、チョット時間を割いて試してみることに。上手くいけばメッケ物!

ThinkPad i Series s30の部屋

上のサイトによれば、GREEN HOUSEのPicoDrive+ だけがUSBブートに対応していたらしい。
私も幾つかUSBメモリーを所有しているので全て試してみることに・・・

結果  全滅

7-8個全て全滅です。他のフォーマッター等も試したが全て起動できませんでした。

さて如何しよう、この s30 にWindows2000をインストールした記憶を振り返ると確か次の手順で行ったと思う。

  1. s30のHDDを取り出す
  2. 他のPC(Windows XP)にHDDを接続
  3. HDDを3つのパーティションに分割(Windows領域、Dos領域、Data領域)
  4. Dos領域に、Dosをインストールし、OSのCD内のファイルを全てコピー
  5. Dos領域をアクティブに
  6. HDDをs30に戻す
  7. Dos領域よりDosを起動
  8. Dos領域内のOSのセットアップを実行しWindowsをインストール
  9. めでたくWindows起動
もうひとつの方法として
  1. s30のHDDを取り出す
  2. 他のPC(CD起動又はFDD起動OK)に接続
  3. このPCでOSインストールディスクを起動し、s30から取り外したHDDにインストールを開始する
  4. 一回目の再起動を求められたら、そこでHDDを取り外しs30に戻す
  5. s30を起動すると、インストールが再開される
  6. めでたくWindows起動
少し漏れがあるかもしれないが大体こんな感じかな・・・

いまさら昔と同じ方法で復旧するのも面白くない、確かHDDには半年前にアップデートしたWindowsXPが稼動しており、ドライバーやソフトまで一からインストールするのはメンドクサイ。

多分、HDDのMBRが壊れていると思うので、その修復だけトライしてみる事に。

今回は、USB-FDDでフロッピーベースのFreeDosを起動し、FDiskで修復を行う
fdisk /mbr 1
結果はまた報告します。

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