久々に、ThinkPad s30を使ってみたところ何かの拍子にHDDが起動できない状態に・・・
ThinkPad s30は、2001年に発売されたノートパソコンですが、この当時の IBMブランド ThinkPadは非常に元気があり、色々なノートパソコンを開発していましたね。
ThinkPadには、535、600等名機といえる機種は沢山ありますが、そのような中、自分的には s30 が一番好きです。この s30 が素晴らしいのは、デザインが秀悦で携帯性やバッテリー稼働時間が当時としては抜きん出ていました。特にデザインは今見ても時代遅れでない!(ミラージュ仕上、ガワタンだけそのままで中身を今のAtomに換えれば・・・)
しかしこんな素晴らしい s30 ですが、欠点も多くみられます、今時のノートパソコンと違いCD・DVDを内蔵していない、昔は標準装備だったFDD(フロッピーディスク)も内蔵していないため s30 本体だけでは起動すら出来ない。このためD2D領域があるのですが、私のHDDはいつの日かD2D領域が消えていました。
USB接続CDもあるにはあるが相性の問題で起動しないものが多い始末、おのずと純正品が必要となる。
勿論、USBメモリーブートも出来ない昔のBiosであるが、googleで検索していると、一部のUSBメモリーで起動可能との事、チョット時間を割いて試してみることに。上手くいけばメッケ物!
ThinkPad i Series s30の部屋
上のサイトによれば、GREEN HOUSEのPicoDrive+ だけがUSBブートに対応していたらしい。
私も幾つかUSBメモリーを所有しているので全て試してみることに・・・
結果 全滅
7-8個全て全滅です。他のフォーマッター等も試したが全て起動できませんでした。
さて如何しよう、この s30 にWindows2000をインストールした記憶を振り返ると確か次の手順で行ったと思う。
- s30のHDDを取り出す
- 他のPC(Windows XP)にHDDを接続
- HDDを3つのパーティションに分割(Windows領域、Dos領域、Data領域)
- Dos領域に、Dosをインストールし、OSのCD内のファイルを全てコピー
- Dos領域をアクティブに
- HDDをs30に戻す
- Dos領域よりDosを起動
- Dos領域内のOSのセットアップを実行しWindowsをインストール
- めでたくWindows起動
- s30のHDDを取り出す
- 他のPC(CD起動又はFDD起動OK)に接続
- このPCでOSインストールディスクを起動し、s30から取り外したHDDにインストールを開始する
- 一回目の再起動を求められたら、そこでHDDを取り外しs30に戻す
- s30を起動すると、インストールが再開される
- めでたくWindows起動
いまさら昔と同じ方法で復旧するのも面白くない、確かHDDには半年前にアップデートしたWindowsXPが稼動しており、ドライバーやソフトまで一からインストールするのはメンドクサイ。
多分、HDDのMBRが壊れていると思うので、その修復だけトライしてみる事に。
今回は、USB-FDDでフロッピーベースのFreeDosを起動し、FDiskで修復を行う
fdisk /mbr 1結果はまた報告します。
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