2013年3月31日日曜日

携帯電話・通話プランの見直し Xi通話は割高?!

昨年末からここ数ヶ月間、携帯電話の通話およびデータ通信料の削減を行ってきました。現在はこちらの記事で紹介したプランに落ち着いています。

・ Docomo N-02A(ガラケー)
    以前使っていたガラケー
    Docomo Xi sim
    Docomo通話専用
    約787円

・ au URBANO AFFARE(ガラケー)
    今回中古で購入したガラケー
    au sim
    au通話専用
    約3円

・ Galaxy Note2
    Docomo sim
    データ専用
    約602円

・ マルチポイントブルートゥースPHS機器
    Willcom ENERUS WX03S
    PHS通話+ブルートゥース子機
    SoftBank及び固定電話への通話
    1,230円

・ マルチポイントブルートゥースヘッドセット
    Marque 2 M165
    ブルートゥースヘッドセット

合計 : 2,622円 + α
通話用3台、データ通信用1台、合計4台の機種を所持しながら使用していますが、PHS機種 ENERUS のおかげで比較的楽に運用できています。

しかし、このプランを作成するためには、MNPや機種変、機器の売買など色々と手間がかかりますし、2年後の契約更新時にも気をつけなければ余計な出費が掛かります。

したがって余程通話時間が長い方(最低500分/月以上)やガシェット好きな方以外はお勧めできるものではありません。

普通、通話・データ通信とも携帯1台で運用している方が多いと思いますが、通話・データ通信代のコストダウンを図るには、やはり通話専用とデータ通信専用の端末2台持ちが必須です。

1台目 通話専用端末
通話用の契約をヨクヨク考えて選ばないと、思いもよらないような料金が掛かってしまいます。

Docomoの「タイプXiにねん」+「Xiカケ・ホーダイ」24時間ドコモ携帯電話への通話料無料に惑わされたらいけません!
通話積算時間が40分/月以内だったら良いかもしれませんが、それ以上の方はコストアップ間違いありません。

私の場合も、FOMA ビジネスバリュウープランからXiに機種変した結果、通話料自体が増加してしまい、今回のようなプランを模索する結果となりました。

2台目 データ通話専用端末
データ通信専用端末については、
MNP + Docomo Xiデータ + 月々サポート適用
一択でしょう!
さて、通話料金削減を模索する中、Docomo、au の通話プランの Excelソフトを作成し、料金シュミレーションを行いました。

ダウンロードはこちらから(Axfc Uploader)

*PC上のExcelで作成していますので、互換ソフトでは動作が?です。特にマクロ。
*スマートフォンの Officeソフトの中では、KingOffice がセルのリスト表示やグラフも正確で使いやすいかな、しかしマクロは使えません!

SoftBankについては割愛しています。九州の田舎、仕事で使うには論外です。

プログラム自体は至って単純な物ですので詳しい説明は省きます。マクロを使ってますので気にする方は注意してください。

著作権なんてものはありませんので自由に変更してみてください。もっと素晴らしい物が出来たときは公開していただければ嬉しいです。

まず、前準備として、各キャリア別に通話明細出力サービスで下記値を導き出してください。
出来れば数ヶ月分調べて、通話積算時間の最小・最大時間を調べましょう。

A.月間通話積算時間(分)

   秒数まで含めて積算します。

  相手No 通話時間 30回数 60秒回数
  090-** 1:15 3 2
  080-** 0:25 1 1
  090-** 6:35 14 7
  080-** 2:45 6 3
  03-*** 0:05 1 1
  090-** 0:48 2 1
    713秒 27回 15回
  積算分 11.9分

   30秒回数、60秒回数とは若干差が出てきます。

B.メインキャリアと他キャリアの通話時間の比率

C.有料時間帯(au、SoftBank)での通話時間の比率

これらの値をExcelシート内の白抜きセルに入力してください。
B、C については毎月大きく違いはないでしょうから、後は A(通話積算時間)を色々と変えてシュミレーションしてください。

グラフは、グラフシートに移動しマクロを実行することで 0分~500分/月の料金を10分間隔で計算表示します。
Docomo → Ctrl+d
au → Ctrl+a
さて、シュミレーション行ってみて幾つかハッキリしたことが分かってきました。

仕事関係で不特定な方と、毎月 100分以上通話している人は
  1. 「タイプ Xi にねん」+「Xi カケ・ホーダイ」はコストアップになる。
  2. Docomo の場合、FOMAプランをうまく組み合わせた方がコストダウンできる。
  3. au の「プランLTE」+「通話ワイド24」+「ウェルカム割」の組み合わせはコストパホーマンスが高い。
通話専用のプランとして考えた場合は、上記の考え方が出来ますが、もし1台で音声・データ通信を行う場合は、Docomoとauでは月額サポート額(月々割)が大きく違いますのでまた違った結果になると思います。

何れにせよ、通話分の料金が毎月3,000円~4,000円以上になっている方は,プランを見直せばもしかしたら半額位までコストダウン出来るかもしれません。

皆さんも自分に合ったプランを導き出してください。

2013年3月20日水曜日

三大キャリア通話料削減後 その3 考察

これまで Docomo に多額の通話・通信料を支払ってきましたが、昨年12月に2年継続の満期機種が3台迎えるのを機会に契約の見直しを図ってきました。
その経緯は、此方の記事で紹介しています。

これまでのところ、通話料は

2,020円 + α (2,622円-602円データ通信)
を実現しています。

ここ数ヶ月MNPやら機種変等色々と工夫してきましたが、果たして本当にコストダウンできたのだろうか?
結論から言えば 非常に微妙 です。
全ての機種を一括0円購入出来れば十分にコストは合うと思います。しかし一台でも機種代が懸かると足が出そう。
ましてや、最低3台の機種を使いこなさないといけません!
さらに2年後、良く考えて更新しないと余計な出費が懸かりそうです。

ここ1月、2月の通話状況を検証している中、もっとシンプルなプランがあることに気付きました。
以前、私自身が契約していたプランですが、MNPをかませて契約することでかなり安く維持できます。

月間の通話時間が 300-500分位で主に日中に電話するなら
約3,000円~約4,000円/月
で維持できるプランです。

Docomo に MNPするため、現在 au、SoftBank の方限定です。Docomoの方もやってやれないことはないですが・・・。

◆ 通話専用 FOMA契約

  タイプビジネスバリュー 4,305円
  パケ・ホーダイ ダブル2 2,100円
  月額サポート(MNP) -3,780円 or -2940円
  eビリング -21円
  ユニバーサル 3円
  合計 2,607円 or 3,447円

合計 約3,000円 or 約4,000円 +α

2,020円 との差額は、約1,000円~2,000円/月未満となり、2年間で 約24,000円~48,000円の経費負担です。
2,020円 + α の α の分ですが、数百円はどうしても懸かりますので、ますますその差は縮まります。
機種代にも満たない差額かつ通話専用1台で運用でき、取り回しが非常に楽になります。
 
現在(2013/3)、ドコモショップにて 「ELUGA Live P-08D」または「ELUGA V P-06D」をMNP新規購入することで実現できます。

関東や東海と違い、良い案件が少ない九州でも普通のドコモショップであればMNPで40,000円キャッシュバックがあります。現在(2013/3)では学割等を含めもう少し条件が良いでしょう。

FOMAタブレットP-08Dの本体価格は約90,000円、機種を売り払って約30,000円~40,000円、キャッシュバックを合わせて70,000円~80,000円。若干足が出ますが月額サポート額が多いので十分ペイできます。

FOMAスマートフォンP-06Dの本体価格は約60,000円、機種を売り払えば約20,000円~30,000円、キャッシュバックを合わせて60,000円~70,000円、十分に機種代を取り戻せます。

一括0円機種など特別なキャンペーンがなくとも手に入れることが出来ます。
機種を売る手間はかかりますがそう難しいことではないと思います。
関東や東海など凄い条件がある所では、更なるコストダウンできます。

さて、肝心の「タイプビジネスバリュー」のプラン内容です。

  基本料金計 4,305円
  無料通話 5,775円

  通話料 am7:00-pm7:00  その他 
  Docomo宛 10.5円/分 31.5円/分
  他 社 宛 15.75円/分 31.5円/分

このプランの凄いところは、日中の通話料が格段に安いことです。文字通りビジネスに最適です。
今流行の「050Plus」や「Fusion ip-phone smart」と比べてみてください。通話品質や通話エリアを考慮したらまさに最強です。

現在、「タイプビジネスバリュー」のプランは、ドコモのホームページには記載されていません。
ところが、今(2013/3)でも新規で個人・法人ともに契約できます。

*(「タイプビジネス」プランを参照)

これから、なぜこの様な結論に至ったのかを説明していきたいと思います。

まず、先日2月分の請求額が各社出ましたので通話状況を分析してみました。

★ Docomo
・契約プラン:タイプXi
・通話分数:179分=123分+56分
・ドコモ宛
 30秒回数:270回/30秒×21円=5,670円
 60秒回数:155回
・他社宛
 30秒回数:122回/30秒×21円=2,562円
 60秒回数:68回
★ au
・契約プラン:プランZシンプル
・通話分数:3,284秒=54,7分
・30秒回数:120回
・60秒回数:70回
★ Willcom
・契約プラン:だれとでも定額
・通話分数: 113分
・30秒回数:248回
・60秒回数:143回
au は通話明細が出ていたので、通話分数及び30秒回数と60秒回数を正確にカウントしました。

Docomo は金額が出るのでそこから30秒回数を算出、au の比率から逆算して、60秒回数を導き出しています。

Willcom は10分以内通話の回数とトータル分数が出ます。au の比率から逆算して、30秒回数と60秒回数を導き出しています。

以上から導き出したのが下記値です。
通話積算:347分/月

30秒課金回数:760回/月
 270+122+120+248=760

60秒課金回数:436回/月
 155+68+70+143=436
これらの値からドコモのFOMA各プランの料金をシュミレーションしてみました。
・タイプXi
基本料金:780円 21円/30秒
270回×0円
490回×21円=10,290円(11,070円
・タイプM バリュー 14.7円/30秒
基本料金:2,625円/月
無料分:4,200円
760回×14.7円=11,172円(6,972円 9,597円)
・タイプL バリュー 10.5円/30秒
基本料金:4,200円/月
無料分:6,300円
760回×10.5円=7,980円(1,680円 5,880円分)
・タイプLL バリュー 7.875円/30秒
基本料金:6,825円/月
無料分:11,550円
760回×7.875円=5,985円(-5,565円 6,825円)
・タイプビジネスバリュー
基本料金計:4,305円
無料通話:5,775円
ドコモ宛  155回/分×10.5円=1,628円
他社宛   281回/分×15.75円=4,426円
---------------------------------------
合計 6,054円(279円 4,584円)
(A B)内のB太文字が基本料金まで含んだ料金です。Aは無料分を差し引いた金額です。
-Aとマイナスになっている分は翌月へ繰越されます。

「タイプビジネスバリュー」 の場合、日中以外の通話は割高ですが今回は日中だけ通話したと仮定します。

実際には、各種割引サービスがあるため算出した月額よりも少なくなります。

それにしても、いかに「タイプビジネスバリュー」のプランが効率的なのか分りますね。
また、2ヵ月繰越ができますのである程度余裕があれば突発的な通話料増加にも対処できます。

日中に電話する機会が多く、ある一定度通話時間が多い人には最適なプランと言えます。

au の場合には、繰越上限額まで際限なく繰越が出来ますから最適なプランを選びながら上手くプラン変更をしていけば効率よく運営できそうです。
そのうち、 au の場合のシュミレーションも行ってみたいと思います。

2013年3月3日日曜日

三大キャリヤ通話料削減後 その2

前回の記事(三大キャリヤ通話料削減後 その1)で紹介したように下記のような構成とコストを実現しました。

・ Galaxy Note2
    Docomo sim
    通話・データ通信兼用
    3,838円 →これを何とかしたい!

・ Motorola Photon ISW11M
    au rom + SoftBank sim
    通話
    au:0円、SoftBank:986円→これも何とかしたい!

・ マルチポイントブルートゥースPHS機器
    Willcom ENERUS WX03S
    PHS通話+ブルートゥース子機
    1,230円

・ マルチポイントブルートゥースヘッドセット
    Marque 2 M165
    ブルートゥースヘッドセット

合計 : 6,054円
前回の記事作成から約2週間、さらにコストダウンを計るため色々と考察してみました!

・SoftBankの 980円 は余計なもの
私の環境では、Willcomで代替えできそうなので、数ヵ月後にMNP予定。

・通話・データ通信兼用の Galaxy Note2 のコストが掛かり過ぎている。
現在、0円運用(タブレット相当)データ回線を維持しているので、これをデータ専用(Docomo Xi Data Galaxy Note2)に変更し、現在の通話・データ通信兼用回線を通話専用回線に変更する。

・4台持ちになった場合、如何に持ち運びを楽にして合わせて電池持ちを長くするか・・・
2つになる通話専用回線を各々ガラケーに変更する。

今回、最終的に下記のような構成とコストを実現できました。
実際には4月からの運用開始となります。
・ Docomo N-02A(ガラケー)
    以前使っていたガラケー
    Docomo Xi sim
    Docomo通話専用
    約787円

・ au URBANO AFFARE(ガラケー)
    今回中古で購入したガラケー
    au sim
    au通話専用
    約3円

・ Galaxy Note2
    Docomo sim
    データ専用
    約602円

・ マルチポイントブルートゥースPHS機器
    Willcom ENERUS WX03S
    PHS通話+ブルートゥース子機
    SoftBank及び固定電話への通話
    1,230円

・ マルチポイントブルートゥースヘッドセット
    Marque 2 M165
    ブルートゥースヘッドセット

合計 : 2,622円 + α
手提げバックの中に入れてもこの構成ならあまり嵩張らないと思います。

最後に各機種の細かい月々維持費を記録しておきます。


◆ 通話専用 Docomo N-02A(ガラケー)
・タイプXi にねん(Xi)               780
・Xi カケ・ホーダイ                  700
・ありがとうさん10年割            -780
・Xi パケ・ホーダイダブル       2,100
・月額サポート(機種変)     -1,995
・eビリング                            -21
・ユニバーサル                         3
---------------------------------------
 合計                               787円

◆ 通話専用 au URBANO AFFARE(ガラケー)
・プランZシンプル                   980
・ウエルカム割(MNP)          -980
・ユニバーサル                         3
---------------------------------------
合計                                   3円


◆ データ専用 Galaxy Note2
・Xi データプランフラット2      5,985
・プラスXi割                       -2,005
・spモード                             315
・月額サポート(MNP)        -3,675
・eビリング                            -21
・ユニバーサル                         3
---------------------------------------
合計                              602円

◆ マルチポイントブルートゥースPHS機器
    Willcom ENERUS WX03S
・基本料                             1,450
・基本料ショップ割引           -1,450
・だれとでも定額                    980
・ダブルバリュー割引            -980
・機種代                             1,230
---------------------------------------
合計                             1,230円

維持費の明細を見てもらうとわかりますが、Docomo 通話専用回線をMNPで作ったらもっと減額(約-500円)できますね。

現在、年度末でもありますし、サポートもりもりの機種で一括0円も出現するでしょうし、これからが一番のチャンスかと思います。