2010年9月30日木曜日

BackTrack 4 R1 のインストール・ネットワーク設定・日本語化その他

ひょんな事から BackTrack 4 がマイナーバージョンアップ(R1)しているのを知り、手持ちのPCにインストールしてみた時の覚え書き
(R1とFainalで微妙に違いがあるので相違点も記述)

A. インストール

  1. ISOイメージをダウンロード
  2. ISOイメージをDVDに焼くかUSBに書き込みPCで起動する。

    USBで起動させるには Royal Windows さんを参考にすると簡単でした。
    サイト管理者様感謝です!
    -
  3. BackTrack 4 R1の起動 
    BackTrack 4 PwnSauce bt tty1
    bt login: root
    Password: toor
  4. X Windows Systemを起動する、コンソールから 
    root@bt:~# startx
  5. 画面上のinstall.shを実行

    Step 2 of 7  Selected city:Tokyo →「Forward」
    Step 3 of 7  Which layout is most similar to your keyboard?:Japan →「Forward」
    Step 4 of 7  Prepare disk space
    --単体の新規HDDにインストールするなら新規HDDを選択し「Forward」
    --既存HDD内の別のパーティション、別のHDDやUSB-HDDにインストールする場合は、Manualでインストール場所を選択する。
    Step 5 of 7  「Advanced」ボタンをクリックし、Boot Loaderの導入先を選択する
    --導入先を間違えないように・・・
    Step 6-7 of 7 再起動

B.ネットワーク設定
  1. ネットワーク起動

    ネットワークの設定は、コンソールから「networking」コマンドを使う方法とGUIから「wcid」を使う方法で行えるが、無線LANでの運用を考えると「wcid」を使ったほうがよろしいかと思う。

    wicdは [メニュー]->[internet]->[Wicd Network Manager] で起動。

    BackTrack 4 Fainalの場合は、インストール直後は、wcidが起動してこないのでコンソールから
    root@bt:~# /usr/bin/start-network
    Starting Network connection manager: wicd
    root@bt:~# /usr/bin/wicd-client on
    以上を入力後、メニューから起動する。

    AP設定でステルスSSIDの場合は、画面の一覧にSSIDが表示されないので

    [メニュー]->[Network]->[Find a haidden network]から入力
    正しいSSIDならば画面に表示されるはず。

    暗号のパスフレーズは、目的のAP(SSID)の詳細(▽マーク)をクリックすれば入力欄がポップアップするので適時入力。

  2. ネットワークの自動起動設定
    wicdを自動起動に設定する、コンソールから
    update-rc.d wicd defaults
  3. 固定アドレス設定

    BackTrack 4 をインストール当初、コンソールから [/etc/network/interfaces] を編集していたが、どうも挙動がおかしい。
    ネットワーク設定を wicd で行っているので、やはりここは wicd から設定をしたほうがよさそうです。

    wicd起動-->インターフェイス[プロパティ]をクリック-->[固定IPを使用する]にチェック
    -->項目を適時自分の環境に合わせ入力-->再起動
    -
C.エディタ導入
  1. gedit導入
    vi を使い慣れていないと何かと不便なので gedit をインストールする。
    root@bt:~# apt-get install gedit
    vi に慣れている人はこれ以降の geditvi に読み替える

D.日本語化
PC関係(ペネトレーションテスト)さんのサイトを参考にさせていただいた。感謝!
  1. タスクバーのシステムトレイから、キーボードのアイコンをクリックして、キーボード配列を日本語化する 

    ・[タスクバー]→[Settings]→[Regional & Accessibility]→[Keyboard Layout]
    ・Keyboad model:→Japanese 106-key
    ・Available layout:→「jp」Japan を選択し「Add>>」ボタンをクリック
    ・Active layout:→「jp」Japan を選択すると Label:jp に変化
    ・Layout variant:106 を選択
    ・「OK」をクリックして終了
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  2. 日本語化に必要なパッケージ{言語パック:入力メソッド}をインストールする

    コンソールから
    root@bt:~# aptitude install language-pack-ja kde-i18n-ja uim uim-qt3 uim-anthy
  3. 日本語を表示するためのフォントをインストールする

    M+ と IPAフォントの合成フォントから「mixfont-mplus-ipa-TrueType-20060520p1.tar.bz2」を画面上(/root)にダウンロード
    ・画面上(/root)の mixfont-*をシングルクリック
    ・[メニュー]→[Action]→[Extact...]→「OK」ボタン(/root、画面上)に解凍
    ・[タスクバー]→[Settings]→[System Administration]→[Font Installer]
    ・「Add Fonts」ボタンをクリック、Add Fonts起動
    ・Desktop、mixfont-mplus-ipa-TrueType-20060520p1をクリック
    ・opfc-ModuleHP-1.1.1_withPAFonts_and...をクリック
    ・fontsをクリック
    M+2VM+IPAG-circle.ttf を反転させ→「Open」ボタンをクリック
    ・フォント一覧に上記フォントが現れていれば成功
    ・.profileの環境変数{LANG:LANGUAGE}に、ja_JP.UTF-8を指定する
    root@bt:~# gedit .profile
    LANG=ja_JP.UTF-8
    LANGUAGE=ja_JP.UTF-8
  4. 再起動する

E.KDEの設定
  1. デフォルトのKDEでは何かと使い辛いのでコンソールから
    root@bt:~# kpersonalizer
    で設定画面を起動する。
    アイコンの大きさ、タスクバーの設定、壁紙等必要に応じて・・・

2010年9月28日火曜日

Ubuntu+Wicd(無線LAN接続ツール)の設定覚書

OS Ubunto上のWicdを使って無線LAN接続を試みるが接続先がステルスAPのためデフォルトでは接続できない。
その対策を書き留める。

A.Wicdでの設定

参考URL:デジモノ買い物欲しいもの

  1.  Wicd Network Managerを起動する。
  2. アクセスポイントがESSIDをブロードキャストしないステルスモードになっているときは、hiddenをクリックしてESSIDを入力。そうでない場合は、高度な設定でキー他を入力。
  3. 「このネットワークに自動的に接続」をチェック。
以上で、以後再起動しても自動的に接続されるようになるらしい。


B.テンプレートの修正で対応

参考URL:幻想熊日記


「sudu gedit」で以下のファイルを開く。

/etc/wicd/encryption/templates/wpa-psk

※赤字部分は使用している環境に合わせて変える(wpa等)。

以下の通り修正する。

修正前:scan_ssid=$_SCAN
修正後:scan_ssid=1
保存して終了する。

C.confファイルを修正

参考URL:Ubuntuを入れてみた。

1. /etc/wpa_supplicant.confがこんな感じ↓
network={
        scan_ssid=1
        ssid="ssid name"
        key_mgmt=WPA-PSK
        proto=WPA
        pairwise=TKIP
        group=TKIP
        psk=WPAキー(16進数で)
}
これは別の設定例 
ap_scan=1
ctrl_interface=/var/run/wpa_supplicant
     network={
     ssid="myessid"
     scan_ssid=0
     key_mgmt=NONE
     wep_key0="PASSKEY"
     wep_tx_keyidx=0
     priority=5
}
こんなんもありやした
ctrl_interface=/var/run/wpa_supplicant # 必須,変更不可?
ctrl_interface_group=0 # このグループ名/グループIDの人のみ設定可能.0 なら root
ap_scan=1 # ap を scan する (笑
network={
     ssid="youressid"                                      # ESSID
     key_mgmt=NONE                                      # WEP または 暗号なしなら NONE
     wep_key0="ABCDEFGHIJKLM"                  # WEP KEY."" で囲んである時は文字列
     wep_key1=4142434445464748494A4B4C4D   # WEP KEY.16進なら囲まない
     wep_tx_keyidx=1                                       # 使う KEY 番号
}
2. /etc/network/interfacesがこんな感じ↓
auto wlan0
iface wlan0 inet dhcp
wpa-driver wext
wpa-conf /etc/wpa_supplicant.conf

auto lo
iface lo inet dhcp
その他 参考URL

・D4
きれいさっぱり、逝くぜ!

2010年9月21日火曜日

ThinkPad s30が起動しなくなった!HDDのMBR修復

久々に、ThinkPad s30を使ってみたところ何かの拍子にHDDが起動できない状態に・・・

ThinkPad s30は、2001年に発売されたノートパソコンですが、この当時の IBMブランド ThinkPadは非常に元気があり、色々なノートパソコンを開発していましたね。

ThinkPadには、535、600等名機といえる機種は沢山ありますが、そのような中、自分的には s30 が一番好きです。この s30 が素晴らしいのは、デザインが秀悦で携帯性やバッテリー稼働時間が当時としては抜きん出ていました。特にデザインは今見ても時代遅れでない!(ミラージュ仕上、ガワタンだけそのままで中身を今のAtomに換えれば・・・)

しかしこんな素晴らしい s30 ですが、欠点も多くみられます、今時のノートパソコンと違いCD・DVDを内蔵していない、昔は標準装備だったFDD(フロッピーディスク)も内蔵していないため s30 本体だけでは起動すら出来ない。このためD2D領域があるのですが、私のHDDはいつの日かD2D領域が消えていました。
USB接続CDもあるにはあるが相性の問題で起動しないものが多い始末、おのずと純正品が必要となる。
勿論、USBメモリーブートも出来ない昔のBiosであるが、googleで検索していると、一部のUSBメモリーで起動可能との事、チョット時間を割いて試してみることに。上手くいけばメッケ物!

ThinkPad i Series s30の部屋

上のサイトによれば、GREEN HOUSEのPicoDrive+ だけがUSBブートに対応していたらしい。
私も幾つかUSBメモリーを所有しているので全て試してみることに・・・

結果  全滅

7-8個全て全滅です。他のフォーマッター等も試したが全て起動できませんでした。

さて如何しよう、この s30 にWindows2000をインストールした記憶を振り返ると確か次の手順で行ったと思う。

  1. s30のHDDを取り出す
  2. 他のPC(Windows XP)にHDDを接続
  3. HDDを3つのパーティションに分割(Windows領域、Dos領域、Data領域)
  4. Dos領域に、Dosをインストールし、OSのCD内のファイルを全てコピー
  5. Dos領域をアクティブに
  6. HDDをs30に戻す
  7. Dos領域よりDosを起動
  8. Dos領域内のOSのセットアップを実行しWindowsをインストール
  9. めでたくWindows起動
もうひとつの方法として
  1. s30のHDDを取り出す
  2. 他のPC(CD起動又はFDD起動OK)に接続
  3. このPCでOSインストールディスクを起動し、s30から取り外したHDDにインストールを開始する
  4. 一回目の再起動を求められたら、そこでHDDを取り外しs30に戻す
  5. s30を起動すると、インストールが再開される
  6. めでたくWindows起動
少し漏れがあるかもしれないが大体こんな感じかな・・・

いまさら昔と同じ方法で復旧するのも面白くない、確かHDDには半年前にアップデートしたWindowsXPが稼動しており、ドライバーやソフトまで一からインストールするのはメンドクサイ。

多分、HDDのMBRが壊れていると思うので、その修復だけトライしてみる事に。

今回は、USB-FDDでフロッピーベースのFreeDosを起動し、FDiskで修復を行う
fdisk /mbr 1
結果はまた報告します。

2010年9月12日日曜日

OSx86で夢を見た!

昔々(一年半前ほど)、OSx86 iDeneb 10.5.6 +Lenovo T60 2007-6EJ という夢を見た。この機種のほとんどの機能が使えた時は、非常に感激したことが懐かしく思い出される。

久々にメンテナンスしていると、昔、苦労して設定したことがなかなか思い出せない。一からやり直しの状態です・・・

一応、今後のため参考にしたサイト等をここに記す。

まずは MAC OS Xの操作方法サイトから

次に OSx86 サイト
各機種での夢の見方
マルチブートの方法
  • 391R strikes back http://391r.wordpress.com/2009/02/06/windows%E3%81%A8linux%E3%81%A8osx%E3%81%A7%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95/
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